帝国データバンクによる2024年の医療機関(病院、診療所、歯科医院)の廃業等の動向調査の結果が公表されました。
外部リンク:医療機関の倒産・休廃業解散動向調査(2024年)
こちらの調査結果によりますと、医療機関の倒産は64件、休廃業・解散は722件であり、いずれも過去最高を更新したとのことです。この背景には理事長などの経営者の高齢化・地方の医療機関における後継者不足の問題があると思われますが、その一方で、医療法人・クリニックを対象としたM&Aの件数も増えております。
後継者が不在の場合、M&Aにより第三者に経営を委ねるか、廃業するかを選択する必要がありますが、まずはM&Aの可能性を探りつつ、M&Aがうまくいかない場合には廃業するという進め方もあり得るところです。
当事務所では医療機関のM&A・廃業を多数サポートしておりますので、お悩みの方はぜひご相談ください。