病院・クリニックの事業承継

病院・クリニックの事業承継

病院・クリニックの事業承継、いわゆる医業承継は、会社の事業承継と同様に、重要なテーマとなっています。かつてはご子息・ご息女が医師であれば、そのまま病院・クリニックを承継するというのが通常でしたが、現在では価値観の多様化により、ご子息・ご息女が病院・クリニックを承継せず、他の地域で医師として働くことを選択するケースも珍しくありません。

また、とりわけ地方においては、医師数の減少により後継者の候補自体を見つけることも困難となっており、廃業を余儀なくされる病院・クリニックの数も増えています。

しかしながら、医療とはその地域に根差したものであり、都市部であっても地方であっても、医療の重要性が変わることはありません。

そこで当事務所では、弁護士等の事業承継の専門家が少ないと思われる地方の病院・クリニック（持分の定めのある医療法人、持分の定めのない医療法人、一般社団法人、個人事業主のいずれであっても対応可能です。）を中心に、事業承継のサポートを行っております。

また万が一、事業承継の実行が困難で廃業を選択せざるを得なくなった場合でも、院長である医師の先生方、ご親族、スタッフの皆様にご納得いただけるような形での閉院手続をご提案させていただきます。